では、実際にやってみよう。
1.カウンターへ埋まる
まずは右の柱でW+Dキーで調整し、失敗位置の隙間へと入る。
(失敗と言ってもこれだけで時間がかかることもある。)
そこからカウンター側に体の向きを変えて歩き、半身がカウンターにめり込んでいる状態にする。左の柱へは、この状態を保ったまま歩いていくことになる。
2.カウンターを渡る
半円の形をしたカウンターの反対側までに行くにはどうすればいいか。
試してもらえればわかるが、普通に歩いて行こうとすれば、どんなに慎重に操作しても絶対に途中で体を弾かれて失敗してしまう。
そこでまた登場するのが
フォトンチェア。Alt+UかAlt+Iで出せる。
カウンターに沿って内側に歩きつつ、角になっているところまで来たら無理に歩こうとせず、一旦止まってフォトンチェアを出す。
カウンターの中でこの椅子に座り、完全にカウンターとは反対の外側へキャラを向ける。
進行方向から90°横へ向いたら、座ったままカウンターを飛び出すようにアクションキーを押して、椅子を動かして移動する。
すると! 移動しようとした瞬間に受付の人に話かけてしまうだろう。一瞬間違えたかと戸惑うが、他でもない
これが正しいカウンターの渡り方である。
受付に話しかけたことでその時点で外へ飛び出そうとするキャラの動きをキャンセルし、立ち位置を少しだけ外側にずらすことができる。話しかけた後は会話をキャンセルする。
これを1~3回ほど繰り返してスペースを作り出せば、カウンターの出っ張った角の部分も歩いていけるようになる。
少し歩いて、ちょっとでも引っ掛かりを感じたらこの方法を使う。焦ったり横着をすると、容赦なく弾き出されるだろう。そうなればまた右の柱からのやり直しとなる。
3.カウンターから駆け込む
この段階に来るまで、何度も、何時間も繰り返し挑戦することとなるだろう。
ここではついに左の柱を狙いに行く。
左の柱へ入り込むには、カウンターに並んでいる機器の左から1つ目と2つ目の間辺りから飛び込む。少し遠く感じるが、逆に柱へ近づきすぎているといつまでたっても入れない。
ただし、この位置は一概にそうだとは言い切れない。キャラクターの種族やプロポーションによって微妙に適切な距離が異なるらしいので、ここは自ら開拓していくしかない。
ともあれ、この間の位置が基本になると言っても良いだろう。
定位置に着いたらそこでフォトンチェアを出し、右の柱の時に言っていた「失敗位置からの柱埋まり」を行う。
フォトンチェアは「男性座り」で調整すること。女性座りだと体の中心がずれて思ったように調整ができない。
(異性モーションはSHIFTキーを押しながらだったでしょうか…?)
椅子に座り、体の中央が柱の左端と一致するように調整する。気持ち外側にすると良いという意見もある。
体の向きの微調整と心の準備ができたら、椅子からおりて即座に柱へと駆け込もう。
失敗すると柱に入れずに激突するか、左の柱の”失敗位置”へと入り込んでしまうはずだ。
柱から完全に弾かれた場合はまた一からやり直し。失敗位置へ入ったのならまだ救いがある。焦らずに一度キーボードから手を離し、右の柱の時と同じ要領で再びカウンターに戻ることができる。そこからまた定位置へと移動すれば手間が省ける。
柱に入る瞬間に
こう…ぐいっと!!
この理由のため、右の柱で練習しておこうというわけだ。ここでも死ぬほど失敗することになるが、その苦労なくして左の世界は語れない。
4.完成
「Welcome to Underground」とささやく声が聞こえるよう。
ここまでくれば、柱と一心同体になったようなもの。
柱の極意を伝授してくださった師匠と共に。